*チョットコイ

鳥の声の『聞きなし』というのがありますね。
小綬鶏(コジュケイ)の囀りが「ちょっと来い」だったり、ウグイスの「ホーホケキョ(法華経)」、コノハズクの「ブッポウソウ(仏法僧)」とかは昔から有名。
「ピーチクパーチク、ヒバリの子」なんて歌うのも(おてもやんだっけか)ありますね。

東村山に住んでいた頃、よくいろいろな鳥声を聞きました。
庭先ゃ多摩湖~ほどではないけれど狭山公園の緑に近かったせいか、珍しい鳴き声に何て鳥?とよく思ったものです。
こう鳴くの、と声真似なんかできないし、ましてや言葉で表現するのは無理でしたが、鳴き声と鳥の名をちゃんと表にしたものが、あるのでした。
「チョットコイ」なんかは本当にその通りですが、「月、日、星、ホイホイホイ」とか「お菊、二十一~」というのが、探してた鳥の声をあらわすとはびっくりでしたよ。

「ツィーツツピー、ツピー」はコガラ、ヤマガラ、シジュウカラの仲間で、すぐ分かります。
巣作り季、高い電線にとまった四十雀クンは、そんなに目立って大丈夫?カラスにやられない?と心配してしまうほど声張り上げて歌います。
まるでコンクリート壁の反響を計算してるかのように。あんな小さな体のどこから、と思うほど素晴らしいボリュームで、こっちの心も浮き立つ思いがします。
mimipyonn


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